概要
現在、このランキングでは 3 種類の時間計測方式を使用しています。 実時間もしくは「Load Removed Time」の一方のみが必須です。 残りの 2 つの計測方式も入力することを推奨しますが、必須ではありません。 Rabi-Ribi に慣れ親しんだ人に対して説明すれば、3 種類の時間計測形式とは、このサイトで表示される順に以下の通りです。
- Time without loads = T. Runtime
- Time with loads = 実時間
- In-game time = T. Playtime
実時間と T. Playtime は取得しやすいですが、T. Runtime は AutoSplitter を介してでしか取得できません。
AutoSplitter (ASL) のセットアップ
Visual Guide from TEVI: https://github.com/AzureHakua/TEVI-AutoSplitter
AutoSplitter を使うためには、タイマープログラムとして LiveSplit を使っている必要があります。 LiveSplit を起動した後で、右クリック後に「Edit Splits」を選択して、Split Editor ウィンドウを開いてください。
Game Name 欄に「Rabi-Ribi」と入力した後にそれを選択ください。 正しくできていれば、スプリット欄の真上に AutoSplitter が表示され、「Activate」を選択できるようになるはずです。
AutoSplitter を起動後に「Settings」を選択することで、スプリットのタイミングなどの様々な設定を変更することができるようになります。 デフォルトでは、AutoSplitter は 10TM 向けに設定されています。 ここで、「Use T. Runtime」がチェックされているのを確認してください。これは「Time without loads」を取得するのに使います。 また、設定した内容に沿ってスプリットの項目が作られているか確認してください。
RTA 完走後、スプリット画面を開いて「Game Time」タブに移動することで「Time without loads」を見ることができます。 最後のスプリットにおけるタイムが該当のタイムになります。 このタイムが正しいことを確認するため、スプリットを http://splits.io に投稿するか、スプリット画面に T. Runtime を表示させなければなりません。
T. Runtime を LiveSplit に表示する方法 (任意, 強く推奨)
Splits.io にはいつでもスプリットを投稿することができますが、T. Runtime を表示しておくことで検証プロセスを早く進めることができるので、以降の手順を行うことを強く推奨します。
https://github.com/Dalet/LiveSplit.AlternateTimingMethod/releases から Livesplit.AlternativeTimingMethod をダウンロードしてください。
ファイルを解凍し、中身の .dll ファイルを /LiveSplit/Components に移動させてください。
LiveSplit を右クリックし、「Edit Layout」を選択してください。 この画面で、レイアウト一覧に「Alternate Timing Method」を追加してください。
「T. Runtime」のように特定のテキストを表示したい場合は、レイアウト設定画面で変更できます。
Runtime と Playtime の解説
Runtime と Playtime はどちらも Rabi-Ribi 内部で使われるタイマーで、毎秒 60 フレームであるとしてフレーム数を単純に時間に変換したものです。 したがって、ラグ, 減速, 加速などがあっても、これらの 2 つのタイマーは常に「ゲーム中でどのくらいのフレーム数が経過したか」を正確に測定します。 Playtime のフレームカウントはポーズ, カットシーン, テキスト, 買い物, メニューで停止してしまうので、Runtime の方が Playtime よりも役に立ちます。